NHK朝ドラ【ごちそうさん】第33回・第34回 感想


『水』和枝に大切なぬか床を捨てられそうになり、め以子は家出を宣言。
思い直して戻ると、め以子の荷物はなくなっていた。

『木』大阪の昆布だしの味が分からないめ以子は味を習得するため、絶食して
味覚を変えようとする。
悠太郎は大村(徳井優)と口論中に、め以子が倒れたとの連絡を受ける。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「ごちそうさん」第33・34話「こんぶねーしょん」
     ごちそうさん
※(注)東京編よりは好印象で見ていますが、絶賛されている方は読まない方がええですよ。

 

でね、でね、御飯をね、バ~ンって!バーンよ、バ~ン!
でねでね、そこにソースが残ってるからなめろって言うの!
でね、でね、「御苦労さん」って笑うのよ!

というめ以子の愚痴まくしたてから始まった水曜日・第33回。 

この回は、和枝姉さんの嫁いびりが本格的になり、視聴者も毒舌満開な回だった。

でもね、私は思うのである。
この時代にこれだけダンナさんに愚痴吐けるわけだから、め以子は幸せだと。

そして、私的に、かなりスッキリした事がある。

め以子。
ごめん。ホンマにごめん。

と、丁寧に頭を下げる悠太郎さんにめ以子が言うのだ。

あっ、頭上げてよ。
分かってて来たんだから。私が甘く見てただけだから。

こちらこそごめんなさい。

愚痴ばっかり言って。
もう言いませんから。

 

この主人公の口から「ごめんなさい」キターーーーーー!!!!!!

え、東京編でもどっかで言ってましたか
すいません。全く気付きませんでしたわ(爆)

この「ごめんなさい」。
あの見合いぶっ潰した時とか悠太郎が熱出した時に聞きたかったよ。

これは~主人公が成長したって事なのか

 

それはいけません。
あなたの我慢の容量はさして大きくないと思います。
小出しにそのつど僕に八つ当たりするように心掛けて下さい。

 

こんな事言ってくれるダンナさんもそういないで。現代でもね。
婚家と嫁のいさかいのほとんどは旦那が間に入らない事から起きるのである。

「1年間は籍入れないしきたり」やらも悠太郎さんがチャッチャと籍を入れてくれるらしい。

この件、和枝姉さんが知っているのか、水曜木曜の段階で籍がすでに入っているのかは
まるっきり解らない。

ちなみに大正時代の婚姻届は平成の現代とは全く違う。
保証人が必要だったかどうかなどは解らないが、この時代、結婚すれば「妻は夫に従い…」
は、慣習などではなくて義務であった。
「女性の権利」は無いに等しい時代である。

子どもが生まれるまで籍を入れてもらえない。などの例は山ほどあったらしい。
妻が出産時に死亡してしまって籍が入っておらず、子どもの母親が空欄になるので、
死亡届を出す前に慌てて籍を入れる…などという例もあったらしいから…

そういう時代背景を考えても、め以子は物すごく幸せ者である。

…もっとも、このドラマに時代がどうのと言っても仕方ないんだけど。 

 

さて。
膳を引っくり返された翌日、め以子がコトコト煮込んだスープは捨てられてしまっていた。
希子は弁当を持って行ってくれない。

め以子はついに、

お姉さん。私に西門の家の味、教えて下さい。

と頭を下げるが、「その言葉を待ってましたんや」と言ってくれたものの実家から持って
きた物を全て捨てろと言われるめ以子。

そして、ぬか床まで捨てろと言われて、拒否。

ここで、祖母の形見だと言ってみたら…
とも思ったんだけど、そんな事は言っても無駄なのかな。

家事をやっている間に和枝姉さんに強制的にぬかを捨てられてしまっため以子は、
ついに往来でブチ切れて姉さんを突き飛ばしてしまうのだった。

そしてプチ家出している間に荷物を全部運送屋に持っていかれてしまうと……。 

 

ま、ひどいけど…可笑しいっちゃ可笑しい。

よく復讐物のサスペンスを見ていて、よくこんな手のかかるトリックを考えたり仕込んだり
するよね~面倒くさい。こんな手がかかるなら私には復讐はムリだわ~…と思うわけだが、
和枝姉さんもスープが山ほど入った大鍋は重たいだろうに自分で運んで捨てたりさ~、
荷物全部まとめたのだって和枝姉さんが1人でやったわけでしょ。
奉公人もいなさそうだし。

嫁いびりのためのパワーがハンパなし。 
私だったら面倒くさくて出来ないわ。
自分で荷物まとめろと言うね。

で、ネット上では和枝姉さん@キムラ緑子さんに対するdisりようが酷いわけだが、
まぁ、今の段階ではブーイング受けて当然の描かれ方だし。

嫁いびりを描いているのだから視聴者の反応は当然だし。
むしろ、視聴者から何の反応もないようじゃドラマとしてダメでしょ。

キムラ緑子さんの無表情な中に冷たさと鬼のような恐ろしさが混在する鬼姉演技が本当に
素晴らしくて…だから画面に緊張感が出るんだよね。

今の段階ではキムラさんもきっと視聴者にここまで憎まれて本望だと思うよ。
(あ、でもカミソリ送ったりとかはしないでくださいね)

それにどうせ…何か理由があって嫁いびりをしている…んでしょ。

嫁は婚家に従う時代だからとかそんな背景での嫁いびりだとしたら、このドラマ的には
ある意味「ネ申」になれると思うのだが、もっと甘い描き方だと予想。
そこまでやったら「おしん」になれるけど、たぶんそうじゃないし。

いびりシーンは、そんなに長く続くことはない…だろう。

 

で、第34回。

私が頭の中で想像した和枝姉さんが嫁いびりのためにわざわざ荷造りしてリヤカーでわざわざ
運んでいく図がそのまま映像化。

無表情で黙々とリヤカーを引っ張る和枝姉さんが何や滑稽だ。 

 

あれ全部、姉さん一人でえっちらおっちら運んでたって事やろ。
えらい大層ないけずやなと思て。アホや。

悠太郎さんは、それを想像して笑い出し、め以子も笑うのだった。

ここで、悠太郎さんがめ以子を慰めるために連れて行ってくれたうどん屋で、め以子は
初めて出汁そのものが違うのだと気付く。

 

昆布がよう利いてて美味いでしょう。

私だけ違うの?
舌が…違う。

 

そんなに違うもんですかね。

と、悠太郎は不思議顔。
元々たぶん食にそんなに拘りのない人だから。

だからこそ、関西での出汁の違いも別にめ以子に教えてやっていなかったんだよね。
男子たるもの台所にも関心ないのが当然だろうし。

 

確かにこっちの食べ物何かいちいち違うな。味薄いな。とは思ってたの。
「まずい」っていうのはいけずで言ってるのばっかりじゃなかったのね。

やっとちょっと納得するめ以子であった。

私は関東の人間だからよう解らんが…
関西では出汁の色は薄いけれども別に味は薄くないんじゃないのかね…。

と、ここでちょっと考えた。

ともあれ、め以子は翌日からこんぶで出汁を取る事を覚え、

やっと人の食べるもんになったわ。

と、和枝姉さんから言われるのだった。

でもね~…。

 

うどん屋さんで昆布だしのとり方習ったんです。

は、どうなんだろう…。

別に西門家=関西ではないと思うのだ。

これで和枝姉さんが納得しちゃうとしたら、な~んか違う…って感じはイナメナイヨネ~。

 

そして、やっと市場の肉屋の兄ちゃんが源太だと知っため以子。
同郷の人間との再会はお互い嬉しい。

嬉しかっため以子は……それだけで源太を信用して「ぬか床の壺」を源太に預けてしまう。
で、毎日通うらしい。

それはねぇ……ヤバいんじゃないの~

私なんか、今日2人きりで座り込んで話しているシーンを見ただけでもヤバいんじゃ…
と、思ったよ~。

だって、この時代なわけだから…いや、時代の事は言っても(略)。

 

め以子さん?ぬか床、どうしはったん?

と、和枝姉さんに聞かれて、

処分しました。

と答え、陰で舌を出すめ以子。

これを聞いた時の和枝姉さんの顔が…悔しそうとかとかじゃなくて、何やビミョウ~な
感じに見えたのは私だけ~

もしかしたら、姉さんはぬか床の事は後悔していたんじゃないのかねぇ…。

 

実は、め以子はあのうどん屋の時から絶食していた。
そうすれば舌が変わるかもと思ったらしい。

め以子が倒れたという話を聞いて、仕事中なのに家に駆けつける悠太郎さん。

てか、静さん、親切だよね。
この職場、家からどのくらい離れているのか知らないけれども、わざわざ知らせに
走ってくれるなんてさ。

まぁ…男手なさそうだし。
悠太郎が帰るまで、もしかしたらめ以子は庭に倒れたまま放置だったのかな。 

 

いつまでやるんや、絶食。

5日くらいかなって。

明日までか。

うん。

ほな、僕もつきあいますよ。

腹減らして、明日の夜どっか美味いもんでも食いに行きましょう。

 

色々色々色々言いたい事はあるが……。

とりあえず、このシーンは、私がこのドラマ始まって以来、初めてちょっとキュンっとなった
シーンだった。甘いですかはい、甘いです。

 

前の記事に「この時代にアンパンの食べ歩きなんて」というコメントをいただいて、
私はドラマを見ていた時にはそう思ったのに記事には書かなかった事を思い出した。

別に、文句を書くとファンからクレームコメントが来て恐いから、じゃないっすよ。 

書くのを忘れていたのである。

東京編と違って見る所がたくさんあるので、そういう事を書かなくて済むようになったのだ。

まぁ…時代感についてツッコみ出したらキリがないので、もう私の中であきらめが
生じている…とも言えるかも。 

ある程度は自分の中で色々と考えたくないものを飛ばして見ているんだよね。
それが戦略の内だったとしたらすごい脚本だぞ……←いゃ、それはない。 

 

それよりも、今の私の中では主人公が初めて(じゃなかったらゴメンね~)謝った事や、
主人公がちゃんと物を作っているように見えることや、キムラさんの見事ないけず演技
の方が重要なのである。

あとは、いじめ物にしては、ちゃんと言い返す余裕がある事。
旦那さんがちゃんと考えて気遣ってくれている事。

それがあるから、意外と見やすい。

世間ではイジメイジメとdisられているようだけれども、和枝姉さんにしても役所の大村さんに
しても先輩であるわけで。

彼らにしてみれば、生意気な新人が何も聞かずに自己流でどんどん進もうとしている様は、
そりゃ気分が悪いだろうね、とも思うのだ。

まぁ、和枝姉さんの方は元々いびり出す予定があったようにも感じられるけれども、
め以子の初日の印象がもっと良ければこうならなかった可能性はあるかもね。 

 

大村さんの方は、私は完全に「ただの口の悪い先輩」だと思っている。
悠太郎さんが「赤門」と言われてニコニコと「はい~」と言えるキャラだったら、
それはそれで愛称になるかも知れないわけだし~。 

 

あんな。仕事いうんはままならん現実の中でやるもんなんや。
偉そうに理想だけ語りたいんやったら、赤門帰れ。

 

古い考えの中で元から居た人たちが働いているのは当然であり、まずは今ある仕事を
覚える方が先だよね~。

学校を出たばかりの新人が職場で今までやっていた事を急激に引っくり返そうとしても
反感買うのは当り前であろう。

まずは、変えられる男だってところを見せないとね。

 

個人的には、め以子が出汁の違いに気づき、昆布で出汁を取るシーンは、もっと
丁寧に描いてほしかったんだけどな。

だって…そこを売りにしてほしいんだもん。

この時代ならではの工夫で、関西に受け入れられる関東人の料理を作り、なおかつ西門家の
味も受け継ぐ物が出来ていく…。

その過程が中心であってほしいんだけど、やはりそういう部分はすっ飛ばすのね。

もったいないな~。

 

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公式にレシピページ出来たよ。
   ごちそうさん7

  

※キャスト

卯野 め以子 … 杏(幼少期:豊嶋花)

卯野 大五 … 原田泰造
卯野 イク … 財前直見
卯野 トラ … 吉行和子(ナレーション)
卯野 照生 … 井之脇海

西門 悠太郎 … 東出昌大

酉井 捨蔵 … 近藤正臣
西門 静 … 宮崎美子
西門 和枝 … キムラ緑子
西門 希子 … 高畑充希

村井 亜貴子 … 加藤あい
泉 源太 … 和田正人
大村 宋介 … 徳井優
藤井 耕作 … 木本武宏

堀之端 桜子 … 前田亜季
野川 民子 … 宮嶋麻衣
近藤 学 … 石田卓也
室井 幸斎 … 山中崇
宮本先生 … 奥貫薫
竹元 勇蔵 … ムロツヨシ

※スタッフ

脚本 … 森下佳子
演出 … 木村隆文、小林大児
プロデューサー … 内田ゆき
制作統括 … 岡本幸江
フードコーディネーター … 飯島奈美
音楽 … 菅野よう子
主題歌 … ゆず「雨のち晴レルヤ」

 

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 【ごちそうさん】
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コメント

  1. くう より:

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    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >悠太郎さん、なんて素敵な夫なんだ!
    愚痴はその都度小出しにって…優しいなぁ。
    この点、め以子はほんま恵まれてますなぁ。

    現代でもなかなかいませんよね!
    これが大正時代なんだから、ますます贅沢ですわ。恵まれてますよね~^^

    >源太はよくめ以子に気づきましたよね(^^;)
    いつ転校したのか知らないけど、め以子だいぶ変わったと思うぞ…。

    私でも絶対に気づかないw
    子供時代は別に背も高くなかったし。
    あの子役さんと杏ちゃんじゃ似ても似つかないし^^;

    >ここ描いていただけると膨らみが出るし、ヒロインの奮闘や成長が見られて、いわゆる朝ドラらしくなると思うんだけどなー。
    タイトルにもつながってくるし。
    もったいない~。

    何かともったいないですよね~^^;
    料理を中心に描く、「食」がテーマ、って凄く描けるものが多そうだし、
    朝ドラにもピッタリのテーマなのに、どうしてもっと作りこまないんだろう…。
    私なんか他の部分なんか一切要らんわと思ってしまうくらいなのに^^;

  2. うどん>『ごちそうさん』第34話

    め以子が直面しているのは
    関東の味VS関西の味

    悠太郎が直面しているのは
    鉄筋コンクリートVS木造

    どちらが良い悪いという問題ではないとこも同じ

    重ねて描くのも『ごちそうさん』流
    つーか
    朝ドラ流か(笑)

    …ひじゅにですが何か?

    「えらいとこから大阪弁覚えてますね」by悠太郎

    め以子が覚えたのは「アホ」と「イケズ」。

    関東は「…

  3. うどん>『ごちそうさん』第34話

    め以子が直面しているのは関東の味VS関西の味悠太郎が直面しているのは鉄筋コンクリートVS木造どちらが良い悪いという問題ではないとこも同じ重ねて描くのも『ごちそうさん』流つー…

  4. JUP より:

    SECRET: 0
    PASS: c0bb460be2c4772c42583507b90b443c
    悠太郎さん、なんて素敵な夫なんだ!
    愚痴はその都度小出しにって…優しいなぁ。
    この点、め以子はほんま恵まれてますなぁ。

    源太はよくめ以子に気づきましたよね(^^;)
    いつ転校したのか知らないけど、め以子だいぶ変わったと思うぞ…。
    2人で話してるシーン、私もちょっとハラハラしました(汗)

    こんぶ出汁のくだり、同感です!
    いきなり「結果」が出てきたので…え、いつの間にこんぶ出汁習得したの?と。
    ここ描いていただけると膨らみが出るし、ヒロインの奮闘や成長が見られて、いわゆる朝ドラらしくなると思うんだけどなー。
    タイトルにもつながってくるし。
    もったいない~。

    あとは、私も気になった、ぬか床処分を聞いた時の和枝さんの表情。
    どんな意味があるのかな…てか、意味があってほしいです(^^;)

  5. ごちそうさん 第34回

    内容
    め以子(杏)から、和枝(キムラ緑子)とのことを聞いた悠太郎(東出昌大)は、
    あまりのバカバカしさに。。。。“アホや”と大笑い。
    そして、め以子をうどん屋へと誘う。
    うどんを食べため以子は、慣れ親しんできた味とは違うことに気づく。
    マズイと言っていたのが…

  6. 連続テレビ小説 ごちそうさん(34)「こんぶねーしょん」

    悠太郎と荷物を取り戻し、うどん屋に入っため以子。だが、め以子には昆布だしの味がわからない。

    そりゃあ当然だ。最初からわかる人は誰もいない。これから少しずつ覚えていけばいいと思う。

    昆布だしで作った味噌汁を和枝が手をつけた。一歩前進だねめ以子。

    ただ、絶食して倒れて悠太郎に心配をかけてしまったね。 悠太郎が一緒に絶食すると言ってくれた

    ことに夫婦愛を感じた。 心強い味方…

  7. 連続テレビ小説 ごちそうさん(34)「こんぶねーしょん」

    悠太郎と荷物を取り戻し、うどん屋に入っため以子。だが、め以子には昆布だしの味がわからない。
    そりゃあ当然だ。最初からわかる人は誰もいない。これから少しずつ覚えていけばいいと思う。
    昆布だしで作った味噌汁を和枝が手をつけた。一歩前進だねめ以子。
    ただ、絶…

  8. ごちそうさん (第34回・11/7) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
    第6週『こんぶねーしょん』【第34回】の感想。

    悠太郎(東出昌大)と荷物を取り戻し、うどん屋に入っため以子(杏)。だが、め以子には大阪の昆布だしの味がわからない。翌朝、昆布だしで作ったみそ汁にようやく和枝(キムラ緑子)らは手をつける。め以子は昆布だしの味を習得しようと、ある方法を思いつく。市場に出かけため以子は、今は肉屋…

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