【カラマーゾフの兄弟】 第9話 感想

俺が中学卒業して、家出る前に一度だけ聞いたことがあったんだ。

俺らは同じ血を分けた子供なのになぜ愛せないんだって。
したら、あいつ、こう答えたんだよ。

子供だからってなぜ 愛さないといけないんだ?

それも心底不思議そうな顔で。
俺はあんとき諦めるしかないって思い知った。

親父の子供に生まれたことを覆すことなんてできないんだって。

 

カラマーゾフの兄弟 第9話

   ドラマ カラマーゾフの兄弟 感想
 

初回に書きましたが、原作は既読なのでなるべくネタバレのないレビューを心がけます。

 

勲はいつの間にか文蔵の肖像の下で倒れていた。
驚いてベッドに運ぶ末松と小栗。

満は検察に送致され、勾留が決定した。
それを伝えると、涼は慌てて何処かへ出て行った。

小栗は困り果てていた。

 

末松…。旦那さまがいなくなったために、黒澤地所は今幾つもの事業がストップして
大損失になりそうなんだ。
勲さまが体調を崩されて、涼さまもあの調子じゃ、私がカバーするしかない。
留守は頼んだぞ。

分かりました。

 

涼は久留美がいつも来ているバーで久留美に話を聞きに行ったのだった。

 

お願いします。
このままだと満兄さんは犯人にされるかもしれません。
何でもいい。兄の無実を証明できることを探してるんです。

兄は事件の夜、あなたと逃げようとしたと聞いています。
兄にとって一番近しい存在があなただったんだと思います。
だから、あなたと話せば何かヒントがあるのかもしれないと思って。

 

特にヒントになるような事は久留美から聞けなかったが、涼にとって
一番大切な話が聞けた気がした。

久留美は言ったのだ。

ったく、お兄さんが超が付くほどお人よしだと思ったら、弟はそれに輪を掛けて純粋。
あのお父さんのどこからあなたたちみたいな兄弟ができるのか。

あなたたちだったのね。
彼が…。

満さんが守りたいって思ってたのは。

 

涼は寝込んでいる勲の様子を見に行った。

 

ちょっと話せる?

ああ。

満兄さん、勾留が決まったって。
これからどうなるのかな?

起訴されれば裁判だ。

そっか。
その前に何としてでも無実を証明しないと。

涼。
お前はどうして満兄さんがやってないって信じられるんだ?

 

だって…。

満兄さんだから。

涼は当たり前の事を聞かされたようにきょとんとして答える。

満兄さん、勇者になりたかったんだって。
それで僕たちを守りたかったって。
なのにできなかったことを後悔してたって。

そんな満兄さんが人殺しなんてするわけがないよ!

 

満があの日、「あいつから助け出してやれなくて」と謝っていた事を思い出す勲。

 

俺は?
俺のことはどうなんだ?

俺がやったとは思わないのか?

 

思わない。

 

俺はお前を追い詰めて傷つけたこともあった。
俺にはそんな凶暴で残酷なところがあるのはお前も見ただろ?

 

そうかもしれないね。
…正直、兄さんのことを怖く思ったことはある。

でも、最近いろんなことが重なって、自分にもそういう部分があるのを実感した。
兄さんも言ってたよね。
人間だったら誰にでもある感情だって。

あれから僕、考えたんだ。
その感情を行動に移すか移さないかなんじゃないかって。
それが分かれ目だって。

前に大学の先生に言われたことがあるんだ。
どんなことでも糧にできる。それが心の力だって。
たとえ心に闇があったとしても、それをどう捉えていくかで光に変えることができる。

僕は今、先生のその教えに支えられてるんだ。

だからといって俺や兄さんが衝動に負けないとは限らないだろ。

僕には分かるよ。
どんなに憎しみや悪意が渦巻いたとしても、絶対2人は一線を越えたりはしない。

なぜ言い切れる?

兄弟だから。

血がつながってるだけで信じられると言うのか?

僕が信じてるのは血のつながりなんかじゃない。
一緒に過ごした時間がはっきりと教えてくれるんだ。

 

涼の真っ直ぐな瞳が今の勲にはまぶしかった。
兄弟3人でずっと肩を寄せ合って生きてきた。

父から逃げ出したくて。
母を守りたくて。

 

兄さんたちのおかげで僕は生きてこれた。

お前のように信じることができたらいいが、人間はそんなに単純じゃないよ。

だったとしても、僕の兄さんたちへの気持ちは変わらないよ。

 

小栗は、黒澤地所を何とか立て直すことに奔走していた。
文蔵が死んだ途端に契約の見直しをしてほしいなどと言い出す会社が山ほどある。
恩知らずが多いのにあきれるよ、と小栗は末松に向かって愚痴を言った。

涼は小栗に仕事関係で父親を恨んでいる人間はいないのかと聞いた。

 

旦那さまは気に入らない相手には容赦しなかったので、よく言わない人が多いのも確かです。
それでも杉卓のようなケースは珍しいんです。

どんなに旦那さまに文句があっても黒澤地所のおかげで生活ができている。
それも事実だからです。
旦那さまを恨みはしても、殺して得をする人間はいません。

あくまでも満を無実だと信じ、それを証明しようとしている涼を見て、小栗は、
ちゃんと大学に戻って将来を考えた方がいいのでは、と薦めた。

 

心配していただくのはありがたいのですが、満兄さんがこのままの状態で僕の将来など
ありません。
困ったときに支え合うことができないなら、兄弟に生まれた意味がないじゃないですか。

警察は満兄さんを犯人だと決め付けて、他のことは捜査してくれないみたいです。
僕は何が何でも満兄さんを助けるつもりです。

 

小栗は涼の強い心に少し打たれたようだった。

生意気言ってすみません。
分かりました。
そこまでの強いお気持ちなら、私が止めることはできませんね。

 

側でずっと話を聞いていた末松は、涼の顔をじっと見つめる。

 

満さまは、お幸せです。

ひと言、そう言った。

 

勲の熱は下がったようだった。
看病を続けてきた末松はホッとした。

黒澤地所の今後の事もある。勲には早く回復してもらわなければ小栗も大変だ。
それで思わず言葉が出てしまった。

 

勲さま…。あなたが戻ってきてくださって良かったです。

何を言ってる?こんな状況で何がいいんだ?

それでも僕にとって、あなたがこの家にいてくださることが安心なんです。
勲さま、昨夜もうなされていらっしゃったようですが、勲さまが苦しむ必要は
ないと思うんです。

何も悪いことはしてらっしゃらないんですから。

旦那さまの後を継ぐのは勲さましかいないんです。

 

俺はそんなことは望んでいない。

冷たくそう言われて、末松は我に返った。

…そうですか。
失礼します。

 

勲にとっては家を継ぐ事などどうでもいい事だった。
いや、それどころか、もう関わりたくもなかった。

文蔵の影は、今も勲の中にしつこく残っていた。勲は発狂しそうな自分を抑えていた。

 

今も、文蔵はベッドに寝ている勲の上にのしかかっている。

 

いつまで抵抗するつもりだ?

いいかげん認めろ!自分の本性を。

お前の中に渦巻いてるんだろ? 欲望が…
人を思いどおりに支配したいんだろ?

女だって興味のないふりをして本当は手を出したくてしかたがなかったんだろ?

金だって権力だって欲しくて欲しくてたまらなかった。

だからこの俺が邪魔だったんだ!

長い時間、俺を憎み続け殺したいと願っていた。

あらがうのはよせ!無駄だ!

お前も望んでるんだろ?

俺がお前の中で…生き続けることを!

 

うなされる勲の元に涼が駆けつけてきた。

 

親父は生きてる。
俺の中で親父の血が俺を支配してる。
結局逃げることなどできないんだ。
このまま 一生 縛られて終わるしかない。
俺が…。
俺が汚れたものでいっぱいだから、親父に魂を乗っ取られてもしかたがないんだ!

混乱している勲に涼は言う。

僕たちに流れてるのは父さんの血だけじゃない!
母さんから受け継いでるものだってある!

 

勲は翌日、再び満の面会に行った。

 

親父が俺に言った最後の言葉、何だと思う?

「人殺し。」

喜々として叫んでたよ。
あいつもまた俺を人殺しにしたかったんだ。
今頃あの世で、それ見たことかって喜んでるよ。

諦めるのか?

俺が中学卒業して、家出る前に一度だけ聞いたことがあったんだ。

俺らは同じ血を分けた子供なのに、なぜ愛せないんだって。

したら、あいつこう答えたんだよ。

子供だからってなぜ 愛さないといけないんだ?

それも心底不思議そうな顔で。

俺はあんとき、諦めるしかないって思い知った。

親父の子供に生まれたことを覆すことなんてできないんだって。

 

満は、自暴自棄になって父親殺しの罪を受け入れる気になっているようだった。

勲は言った。

 

この前、兄さんに言われたことはホントだ。
加奈子を兄さんに取られて、正直…兄さんがいなくなってくれたらと思ったこともある。

親父の言いなりになって魂まで飼いならされて嫌で嫌でたまらなかった。

親父を憎んでた。

その上、母さんを自殺に追いやった原因を聞いて、殺したいと思った。

だから兄さんが俺を疑うのも当然だ。

だが、兄さんが俺をどう思おうが、俺は兄さんを弁護する。

そして必ず無罪にする。

それは兄さんのためだけじゃない。
俺自身がやらなきゃいけないことなんだ。
親父に打ち勝つために。

兄さんは…。

どうするんだ?
このまま親父に縛られて生きていくのか?

 

帰りに入江刑事が勲に声をかけてきた。

 

結局、あなたが弁護するらしいですね。

ええ。

負けるよ!

負けませんよ。

意外だね。あんたも弟さんと同じように、無邪気に兄の無実を信じてんのか。

無実?
そんなことは どっちでもいい。

 

勲は、真っ直ぐに入江を見て冷たく笑った。

 

例えやっていたとしても、やっていないことにしてしまえばいいんですから。

 

ずいぶん過激なことを言うんですね。

 

あなたたちも同じでしょ。

自分たちの都合で、白いものを黒く塗りつぶすのは。

 

うん…勲@市原隼人の演技が炸裂した回。

 

悩み、苦しみ、狂い、そして兄の弁護に向かうと…。
勲アラカルトな回でした。

でも、やっぱり見どころはラストかな。

入江もさっさと事件を片づけたい。
白い物を黒く塗り潰すのは刑事も弁護士も同じ。

 

やっていようがやっていなかろうが、勝つのが弁護士のお仕事…
とは、古美門先生いの教えですわ。(え…っと 、春の「リーハイ」SPが待ち遠しくて~)

もとい、仕事だから勝たないとね。

もちろん、このドラマ的には…

血の問題ではなく、一緒に時間を過ごしてきた兄弟の絆…
それが文蔵の悪魔的呪いに勝てなければ、勝てないわけですが。

 

そして、まぁ…原作を知っている人にとっては、なかなかーーーーーのセリフも
差し挟み方も面白かったんじゃないかなぁ、と・・・。 

原作通りに展開するのかどうかは、よく解りませんが…。

 

原作:「青空文庫」にもありますよん。もちろん無料→「青空文庫/カラマゾフの兄弟」

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


〜引き裂かれた果てに〜  三男・涼(林遣都)が警察署内で座っていると、手錠を
かけられた兄・満(斎藤工)が刑事・入江(滝藤賢一)と宮島(今村裕次郎)に連れられて
部屋から出て来た。
その哀れな姿にショックを隠せない涼。
涼は、満に歩み寄り、無実を信じてると声をかけるが、満は無言のまま立ち去ってしまう・・・。
一方、満から、父・文蔵(吉田鋼太郎)にそっくりだと罵倒され、警察署を飛び出した次男
・勲(市原隼人)は、黒澤邸に戻った後、死んだはずの文蔵の支配から未だ逃れることが
できていない感覚に陥ったことで半狂乱になり、大広間に飾られている文蔵の肖像画近くで
倒れていた。
しばらくして、倒れていた勲を発見した末松(松下洸平)は、勲を部屋へと連れて行く。
と、そこへ涼も警察署から戻って来た・・・。
その夜、満の無実を証明する手掛かりを探していた涼は、バー・メトロポリスで
“ある人物”を待ち伏せていた。
しばらくして、店に姿を現したのは久留美(芳賀優里亜)だった。
久留美から“あること”を聞かされた涼は、黒澤邸に戻り、勲の部屋をノックした・・・。

翌晩もバー・メトロポリスで酒を飲んでいた久留美。
ふと気付くと、加奈子(高梨臨)が横に立っていて・・・。

(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

よろしければ→【2013年1月期・冬クールドラマ何見ます?】ラインナップ一覧とキャスト表と展望

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【キャスト】

黒澤勲 … 市原隼人(イヴァン/ワーニャ)
黒澤満 … 斎藤工(ドミートリイ/ミーチャ)
黒澤涼 … 林遣都(アレクセイ/アリョーシャ)

遠藤加奈子 … 高梨臨
末松進 … 松下洸平
小栗晃一 … 渡辺憲吉

黒澤詩織 … 安藤サクラ
園田志朗 … 小野寺昭
吉岡久留美 … 芳賀優里亜
刑事 … 滝藤賢一

黒澤文蔵 … 吉田鋼太郎(フョードル)

【スタッフ】

演出 … :都築淳一、佐藤源太、村上正典
脚本 … 旺季志ずか

原作 … フョードル・ドストエフスキー

 

 

 

 
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カラマーゾフの兄弟第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話


コメント

  1. カラマーゾフの兄弟 第9話

    2013.3.9 Sat On-Air 第9話 ~引き裂かれた果てに~ ラテ欄「引き裂かれた果てに~罪と罰~」  三男・涼(林遣都)が警察署内で座っていると、手錠をかけられた兄・満(斎藤工)が刑事・…

  2. JUP より:

    SECRET: 0
    PASS: c0bb460be2c4772c42583507b90b443c
    原作未読の者です(・∀・)ノ
    毎回緊張感があって、ストーリーだけでなく、役者さんたちの演技や演出・音楽等、いろんなゾクゾクを味わえてます(^w^)

    今回はまたいちだんと、全編に緊張感が漂ってましたね~だからこそ涼くんのピュアピュアさも際立つというか。
    ずっと意味深な小栗・末松コンビ、今週の末松の長台詞はかなり意味深。

    最後の勲と刑事のやり取りは、それこそゾクゾクもんでしたっ。
    さすがイッチーと滝藤さん!
    短いやり取りなのに、あのインパクト。
    ほんと、演出と役者さんに脱帽ですわ。

    あと2回かな?
    どう進むのか楽しみです。

  3. カラマーゾフの兄弟 (第9話・3/9) 感想

    フジテレビ系ドラマ『カラマーゾフの兄弟』(公式)の第8話『引き裂かれた果てに』『(ラテ欄)引き裂かれた果てに~罪と罰~』の感想。
    なお、原作である文豪フョードル・ドストエ…

  4. 櫻井8号 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    レビュー、ありがとうございます!
    今回、後半までずっとスロームードで初期のころの激しさは減ったものの、ラスト、くう様、よしぼうさんがおっしゃるように、見せ場でしたね!
    >例えやっていたとしても、やっていないことにしてしまえばいいんですから。
    ずいぶん過激なことを言うんですね。
    あなたたちも同じでしょ。
    自分たちの都合で、白いものを黒く塗りつぶすのは。

    ここの市原さんの決めゼリフ!めちゃ痺れました!!
    このドラマはいっつもラストがめちゃくちゃハードボイルドですね!!かっこよすぎます!
    前回まで勲が譫妄症に倒れてから、弁護はどうなるのかと心配でしたが、やはり、原作のあの辣腕弁護士は勲だったのですね!原作中では、あの検事対弁護士の丁々発止のやり取りと人間味あふれるエピソードが一番好きでした。来週の市原さん対滝藤さんのバトルが楽しみです!!
    後、譫妄症(オヤジの幻影)から立ち直り、弁護を引き受けることを決意、兄弟3人手を携えて、親父の支配から自由になることを決意する一連のくだり、とても素晴らしいですね。勲が立ち直ったのは、2度に渡る涼の優しい言葉のおかげだと思います。
    また、勲が満に送った兄弟3人と詩織が写った写真。
    あのシーンもとてもじ~んと来ました。
    あの時の斉藤工さんの表情もすっごくよかったです!

    そう、原作通りのーーーーが犯人かどうかはまだ分かりませんが、満が犯人でないことだけは100%確かでしょう!!もし、原作から離れて考えると、なんか小栗さんも非常に怪しい気がしますが・・・。
    でも、----のアップやセリフが増えているので、
    もうそうなのかなあ。
    こんなに素晴らしいドラマhが後2回で終わってしまうなんて><***寂しいです!!続編作ってほしいなあ。

  5. よしぼう より:

    SECRET: 0
    PASS: f48f0bc14be20a480a061d1ada7fcfd4
    こんばんは。
    WBCが長引いて「とんび」なかなか始まりませんね。
    昨日、面白かったですね。
    前回、くうさんがツッコんでいた、満対勲の派手な闘いですが、
    今回のラストで、この対立を乗り越えて、和解し共闘していく関係ができていったのには、感動しました。
    そして、その後、入江刑事の目を見据えながら冷たく笑い、
    >例えやっていたとしても、やっていないことにしてしまえばいいんですから。
    と言う、勲にはしびれますね。

    それと、前回は声だけですが、今回は夢の中で実体として登場した文蔵が勲にあわや・・・というシーンにもドキドキしてしまいました。今までのような派手なアクションはないけれど、吉田鋼太郎さんの芝居も舞台でならしただけあって、ネチッこくてよかったです。

    それと、くうさんの言うように、あの人の初めてのアップと台詞!!
    会話に実感がこもっていて、動機はこれだったのか!!と思わず膝を打ちました。

    次回、とうとう真犯人登場。本当にあと2回で、締める感じですね。まあ、終わりは原作通りなんでしょうが、最後は3人一緒に新たな未来に進んで行けるようなハッピーエンドにして欲しいですね。
    それと、バカリズムがもう見られなくなるのかと考えると、さみしいです(笑)

  6. カラマーゾフの兄弟 第9話

    『引き裂かれた果てに
    「引き裂かれた果てに〜罪と罰〜

    内容
    入江(滝藤賢一)刑事に連れられ取調室を出てきた満(斎藤工)
    その満に“信じてる”と声をかける涼(林遣都)だったが

  7. カラマーゾフの兄弟 #09

    『引き裂かれた果て』

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