【カラマーゾフの兄弟】 第6話 感想

そんなに東京に帰りたいか?

お前の好きにしろ。
どこにでも行け。

だが、結局お前は俺から離れられないんだよ。

俺の血を受け継いで、この世に生まれ落ちた瞬間からな。

 

カラマーゾフの兄弟 第6話

   ドラマ カラマーゾフの兄弟 感想
 

初回に書きましたが、原作は既読なのでなるべくネタバレのないレビューを心がけます。

 

「強盗」に殴られ入院していた小栗の意識が戻った。

入江刑事は、早速小栗の病室を訪れる。

病院には、同じく黒澤家の使用人である末松も、事件の前に食べた昼食による中毒のような
症状によって入院していた。

 

それで、あなたは末松さんの代わりに用事を済ませるため屋敷を出ることとなった。

はい。あの日は取引先の会社にお届け物をしなければならなかったので。
4時ごろだったと思います。

まるで計算したかのように黒澤文蔵さんは屋敷に1人になったわけですね。

えっ?

犯人にとって、文蔵さんを殺害するのに一番邪魔なのはあなたたち2人でしょう?

それで?あなたが屋敷に戻ったのは何時ごろでしたか?

実は、途中で忘れ物に気が付きまして。30分もしないうちに屋敷に戻ったんです。

そしてあなたは犯人と鉢合わせをした。

小栗さん。
下手すればあなたも末松さんも殺されていたかもしれないんですよ!

教えてください。
あの日あなたは誰を見たんですか?

 

小栗の前に、満、勲、涼…3人の写真を並べる刑事…。

 

事件の3日前。

勲は杉宅工務店に対する訴訟のために用意した書類を文蔵に渡した。

文蔵は杉山をいよいよ追い込むことができると大満足の様子だった。

 

最後まで抜かりなく頼みますよ。弁護士先生。

はい。

で、次の仕事のことなんだがな。

えっ。

何だ?

僕の役目はこの案件だけじゃ…?

誰がそんなこと言ったよ!?

まあ聞け。
この町に大型商業施設を建てようと思っててな。
どうだ?もうかりそうな話だろ。
で、町外れの土地を買い占めようと思ってんだが、その住民どもが簡単に応じるとは思えん。
そこで弁護士先生の出番ってわけだ。

どんな手段を使っても構わん。
早急に立ち退かせろ。

 

文蔵は楽しそうに大笑いした。

もっとでっかい金庫が必要になるな。

 

勲は絶望する。

この仕事だけだと思ったから、悪魔に魂を売ったつもりで頑張った。
終ったら東京に戻って、自分の事務所で仕事できる。
それだけを希望に心を殺してやってきたのである。

なのに、悪魔は自分を逃がしてくれない…。

 

勲は海辺に満を呼び出した。
満は、あれ以来、勲に不信感を抱いている。

その誤解だけは解いておきたかった。

 

何の用だよ?

この間はすまなかった。

勲は深く頭を下げた。

ああなる前に俺が何か手を打つべきだった。
ホントにすまない。

兄さんの言うとおりかもしれない。

俺は…悪魔に魂を売ったのかも。

 

久留美の事が言えなかったのは、加奈子に拘っていたからだ。
ああなる事は解っていた気がする。
満を絶望に追い込んだ責任を勲は痛感していた。

 

お前…どうしたんだよ?

満は何もなかったかのように優しく声をかけてくれた。
激情的な性格だが、情が深いのもこの兄の特徴だった。
決して冷たい男ではない。

 

いや…何でもない。
兄さんこそあれからどうしてたんだ?

俺、お前と違って適当だからさ。
…今も加奈子の世話になってる。

情けねえよな。けりつけるとか言っといてよ。

 

満は自嘲するかのように寂しく笑う。

勲は、とにかく加奈子の事だけは幸せにしてやってほしいと頼んだ。

 

もう、俺はそばにいてやれないから。
伝えたかったのはそれだけだ。
悪かったな。時間取らせて。

勲は満に背を向けた。

もう、この家には二度と関わらないつもりだった。
背中で満の声が響く。

 

勲!
ごめんな!

頼りない兄貴で!

 

その満は、久留美が今だ心に引っかかっていた。

あのホテルに呼び出すと、来ないと思っていた久留美はやって来た。

あの日、ここで話したとき、久留美言ってたよな。
「私にも守りたいものがあったら何か違ってたのかな」って。

それって、今の自分に満足してないってことだよな?

自分にもそれが解れば何とかしてやれるのかもしれない。
満は、久留美の孤独の正体が知りたかった。

 

あなた、ホントに簡単ね。あきれるくらい。

久留美は馬鹿にしたように笑った。

お金かな。

えっ?

全部お金のせい。

私、捨てられたの。優しい父親だったんだけどね。
借金で生活がどうしようもなくなったとき、私のことあっさり捨てたの。

住む家もなくて頼れる人もいなくて。
お金に人生狂わされたと思った。
だから、私、お金を利用してやろうと思ったの。

生きていくために仕方なくお金にすがるんじゃない。
自分の持っている全てを使って金を手に入れ、自分の享楽のために
むちゃくちゃに使ってやるの。
その成れの果てが今の私。

気が済んだ?

…俺には久留美を救うことはできないのか?

 

孤独な者同士が一緒にいても余計 寂しいだけよ。

 

勲は文蔵に地元の弁護士会の連絡先を出した。

加奈子にも、もう自分を利用しないでくれと言って来たばかりだった。
もう、ここには居たくなかった。

地元の弁護士会に相談したんです。僕の代わりに誰か適任者がいないか。
そこに記載があるのは全て優秀な弁護士たちです。
僕なんかより経験も豊富です。

そんなに東京に帰りたいか?

文蔵は静かに言った。

お前の好きにしろ。
どこにでも行け。

 

だが、結局お前は俺から離れられないんだよ。
俺の血を受け継いでこの世に生まれ落ちた瞬間からな。

肩を掴まれて勲はゾッとした。

笑いながら去っていく自分を離さない悪魔。

勲の精神は追い詰められていった。

 

事件前日。

タクシーを呼んで出ていく勲を末松が必死に止めた。

 

お戻りはいつですか!?

もう二度と戻らない。

勲さま、お待ちください!
旦那さまと満さまの関係がこじれてしまった今、間に入れるのは勲さまだけです!
お願いします、勲さま!

勲さまがいなくなったら、この家の均衡が崩れます。

 

タクシーのドアにしがみついて止める末松を勲は押しのけた。

この家がどうなろうが俺の知ったことか。

…すまないが後を頼む。

 

その後、勲は涼からの電話を受けた。

 

涼は、あれ以来、鬱々と悩んでいた。

事件の3日前。末松が涼の部屋をノックした。

母・詩織の自殺の真相を以前働いていた家政婦が知っているかも知れないと言って、
連絡先を持ってきてくれたのである。

あっ…あの、このことは内緒にしておいてもらってもいいかな?

もちろんです。

ありがとう。

 

涼は、その住所を手掛かりに、ついに母の死の真相に辿り着くだろう事に震えた。
兄たちは知っていて、自分を守るために隠しているのだろう真実…。

 

涼?

うん。勲兄さん。
僕…聞いたんだ。

聞いた?何を?

お母さんが自殺した本当の理由。
昔うちで働いてた家政婦さんが話してくれたんだ。

何で…何でそんなことわざわざ聞いたんだ…。

お母さん心を壊してしまったんだね。

 

詩織は、文蔵の取引相手に差し出されていた。

文蔵は、仕事を成功させるために、母の身体を利用していたのであった。

 

それは、勲も知らない事実だった。

あの時、狂ったように泣いていた母…。

 

兄さん…まさか兄さんも知らなかったの?

 

入江刑事に出された3人の写真を前に、小栗は恐る恐る1枚の写真を指差して、
すぐに手を引っ込めた。

刑事には、それだけで充分だった。

 

刑事は、今、ハッキリと満の前に立ち、確信を持って言う事ができた。

 

あなただったんですね。あの日屋敷にいたのは。

黒澤…満さん!

 

確信ついてきたかなぁ…だんだんと。

ネタバレしないように書きづらいですが…解った人もいるかと。

 

「サキ」的に言えば、3兄弟が殺る気スイッチ押されちゃった回でした。

しかし、本当に、時代も国も違う設定で、ヘタすれば安っぽくなるところを
ギリギリのラインで面白く仕上げているドラマですね~。
その点にはつくづく感心します。

演出が素晴らしいんですよね。音楽の選曲も凄い。

このクラッシックな内容と調度にレッド・ツェッペリンと来たもんだ…。
これを合わせて唸らせるって、なかなか出来そうもない。

第6話で使われた曲は「Dazed and Confused」
  

 

さて…

満さん、容疑者ほぼ確定。

あなたってホントに甘いわね…。

って、また言われちゃう。

意外と純粋で繊細な不良息子・満の危機を生真面目悪魔な勲と天使・涼ちゃんはどうするのか。

楽しみ~。

 

原作:「青空文庫」にもありますよん。もちろん無料→「青空文庫/カラマゾフの兄弟」

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


〜死を刻む砂音〜

刑事・入江悟史(滝藤賢一)は、黒澤文蔵(吉田鋼太郎)が遺体で発見された際に、近くで
倒れていた秘書・小栗晃一(渡辺憲吉)から事件当時の話を聞こうとしていた。
それより前、使用人・末松進(松下洸平)からも話を聞いていた入江。末松は、事件当日は
忙しく午後3時をまわってようやく昼食を取ったところ、急に気分が悪くなり、屋敷の
離れで休んでいたという。
一方の小栗は、末松の代わりに用事を済ませるため外出したが、途中で忘れ物に気づき
、屋敷に引き返したところである人物によって階段から突き落とされたという。
その人物を聞き出そうとする入江。

ある朝、三男・涼(林遣都)は、2階から文蔵と吉岡久留美(芳賀優里亜)が降りてくるのを
見かけるが、文蔵が久留美に接吻したため目をそらす。
一連の様子を見ていた次男・勲(市原隼人)。勲と涼は、前日に“世の不条理について”激論を
交わしたこともあり、気まずい雰囲気になるが、話が長男・満(斎藤工)の件になると、
どちらにも連絡がないことを知り心配になる。

その日の午後、勲と文蔵は、下請け会社・杉卓工務店の件で打ち合わせをしていた。
裁判所に、文蔵側に有利な証拠書類を提出して一件落着すると説明した勲に文蔵は、次の仕事も
宜しくと話す。
この件を片付ければ文蔵の元を離れられると考えていた勲は、息苦しくなる。
翌朝、勲はあることを伝えるため、海岸で満を待っていた…。

(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

よろしければ→【2013年1月期・冬クールドラマ何見ます?】ラインナップ一覧とキャスト表と展望

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【キャスト】

黒澤勲 … 市原隼人(イヴァン/ワーニャ)
黒澤満 … 斎藤工(ドミートリイ/ミーチャ)
黒澤涼 … 林遣都(アレクセイ/アリョーシャ)

遠藤加奈子 … 高梨臨
末松進 … 松下洸平
小栗晃一 … 渡辺憲吉

黒澤詩織 … 安藤サクラ
園田志朗 … 小野寺昭
吉岡久留美 … 芳賀優里亜
刑事 … 滝藤賢一

黒澤文蔵 … 吉田鋼太郎(フョードル)

【スタッフ】

演出 … :都築淳一、佐藤源太、村上正典
脚本 … 旺季志ずか

原作 … フョードル・ドストエフスキー

 

 

 

 
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カラマーゾフの兄弟第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話


コメント

  1. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    共感ありがとうございます~^^

    >ただ久留美役の人の滑舌が悪いのが、初回から ずーっと気になっています。

    たしかに~予算の問題があると思います~^^;
    主要俳優さんにこの3人を揃えたら、それだけでも高そうだし~。
    このドラマの女優さんはお2人とも特撮出身の方々ですね。売出し中って感じ。
    ここは、成長を見守る目で見るしかないかも~。

    >あのCMを見るのも毎週楽しみなんで す!

    あ、私も楽しみですーー。「バカリーズムの兄弟」ww

    >松下さんも念願の市原君との絡みもあったし、セリフも増えてきたし そろそろ佳境に入ってきたんですかね?来週も楽しみです。

    ですね。いよいよ~と思いました^^

    >斎藤工さん 働き過ぎじゃないですか ?毎日テレビでお見かけするので すが。大丈夫かな?でもこの満役が一番はまってると思います。

    大河にも登場しましたね!
    お仕事の中に大河が入っているとホント大変だろうなぁと思いますわ。
    会津とこっちを行ったり来たり…。
    でも、今はきっとそれが楽しいんでしょうね~。
    ますます良い役者さんになりますね^^

  2. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >我慢できずググってしまいました。(未読でした‥)なるほどー!!

    あ…もしかしたら犯人解っちゃいました?( 〃▽〃)
    でも、解ってもドラマとして面白いですよね、これ。

    >おとーちゃん役の方の演技が、毎回あのテンションで実に素晴らしいですね。古典が原作と思えないほど、音楽、演出とも違和感ないです!

    そうなんですよねーー。
    クラッシックな部分もちゃんと残しつつ、現代的、かつ破戒的な描き方。
    面白いドラマ作りですよね。

    >しかし、バカリズムは来シーズンもやるのでしょうか‥。

    実は「バカリーズムの兄弟」も楽しみの1つなんですよ、私( 〃▽〃)ヘヘヘ…

  3. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >3兄弟はまあいいんですが、
    今回は、吉田鋼太郎さんの見せ場がイマイチです。
    階段から降りてきて久留実にキスしたり、
    勲を許す場面以外は、
    お札をバットで打つシーンしか印象に残らないのがスゴイ。

    そこだけでも印象深いのが逆に凄いですw
    このドラマ、兄弟がどこに居ようとも親父がいつも存在している的な描き方が
    素晴らしいですね。

    >代わりに3兄弟は皆イカす台詞と、いい場面が多かった感じですね。

    3兄弟はそれぞれ個性豊かなキャラクターを上手く表現しておられて、スタッフすごいといつも思ってます。
    今回はいよいよあの人も前に出てきたので~そろそろ絡んで来て面白くなっていくかな、と^^

  4. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    レスが遅くて申し訳ありません~(_ _;)

    >ホントにおっしゃる通りです!音楽は第1話から気になっていましたが、見事に場面場面に合っているので余計に気分が高揚します。もう、ピカイチですね!このドラマ!シリーズ化してほしい!

    不思議な組み合わせですよね~。
    これが合ってるのがまた不思議w映像がカッチョいいですからね、このドラマ^^

    >あ~あ、言っちゃたよ、グレゴリー。
    まあ、見たんだからしかたないか・・
    ここまでは原作通りですが。

    うんうん。結局、これって原作と変わるんですかね~。
    別に変わらなくても面白いからいいのですが…ここまで来たら変えようもないですもんね。

    >今回は脚本家さんが違うのでしょうか?
    なんか全体的に男性的な激しさが抜け、
    大人し目のストーリーでしたね。

    脚本家さんは、前回と今回は武井彩さんです。
    メイン脚本の旺季志ずかさん共々女性です^^

    >やっぱり純粋培養の深窓のお嬢様は満さんには重すぎるのかも・・・。幼いころから地獄を見てきたもの同士、暗い方へ暗い方へ引かれて行ってしまうのかも・・・。
    ここら辺の流れは斉藤さんの演技も相まって、非常に文学的な香りがしました^^

    そうですね^^
    私は今回は、満と勲の別れのシーンが好きですわ。
    映像的にも寂しい感じがよく出ている切ないシーンでした。

    >しかし、加奈子もちょっと(いや、かなり)ずるい。勲の気持ちが分かっていながら・・・。

    そこはまぁ…何せカーチャだからw
    でも、原作よりはだいぶ抑えた大人しいお嬢さんですよね。
    応援したいお気持ち、解ります^^

  5. タンバリン より:

    SECRET: 0
    PASS: 0ed1c3e26413383ecfd901bbe0a75262
    めっちゃ共感しましたーーー! →『ヘタすれば安っぽくなるところを ギリギリのラインで面白く仕上げてい るドラマですね~。 演出が素晴らしいんですよね。音楽の 選曲も凄い』

    ただ久留美役の人の滑舌が悪いのが、初回から ずーっと気になっています。 深夜ドラマで低予算なのはわかるけど 、無名でももっと綺麗で 演技力のある人いたと思うんですよね ~。。 「あなたって本当に甘いわね」とか決 め台詞を言うので余計に…(汗) 「NISSAN ドラマinドラマ」CMでクル ミのパロディーをやって笑いに 変えてほしいといつも思っています( 笑) あのCMを見るのも毎週楽しみなんで す! 松下さんも念願の市原君との絡みもあったし、セリフも増えてきたし そろそろ佳境に入ってきたんですかね?来週も楽しみです。

    斎藤工さん 働き過ぎじゃないですか ?毎日テレビでお見かけするので すが。大丈夫かな?でもこの満役が一番はまってると思います。

  6. カラマーゾフの兄弟 #06

    『死を刻む砂音』

  7. カラマーゾフの兄弟 第6話

    2013.2.16 Sat On-Air 第6話 ~死を刻む砂音~ ラテ欄「死を刻む砂音~遂に事件当日!!」  刑事・入江悟史(滝藤賢一)は、黒澤文蔵(吉田鋼太郎)が遺体で発見された際に、近くで倒れ

  8. カラマーゾフの兄弟 (第6話・2/16) 感想

    フジテレビ系ドラマ『カラマーゾフの兄弟』(公式)の第6話『死を刻む砂音』『(ラテ欄)死を刻む砂音~遂に事件当日!!』の感想。
    なお、原作である文豪フョードル・ドストエフスキ

  9. あわやみか より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    我慢できずググってしまいました。(未読でした‥)なるほどー!!おとーちゃん役の方の演技が、毎回あのテンションで実に素晴らしいですね。古典が原作と思えないほど、音楽、演出とも違和感ないです!しかし、バカリズムは来シーズンもやるのでしょうか‥。

  10. カラマーゾフの兄弟 第6話

    『死を刻む砂音
    「死を刻む砂音〜遂に事件当日!!

    内容
    秘書の小栗(渡辺憲吉)の意識が戻り、病院に駆けつける入江刑事(滝藤賢一)
    事件当日のことを聞くと。。。。
    使用人の末松…

  11. よしぼう より:

    SECRET: 0
    PASS: f48f0bc14be20a480a061d1ada7fcfd4
    こんにちは。
    今回も脚本は武井彩さん。
    第2部はずっと武井さんが書くのかな、と思っていると、
    くうさんがネタバレせずに書きにくいというのも、
    もっともな丁寧な伏線張りの回ですね。
    3兄弟はまあいいんですが、
    今回は、吉田鋼太郎さんの見せ場がイマイチです。
    階段から降りてきて久留実にキスしたり、
    勲を許す場面以外は、
    お札をバットで打つシーンしか印象に残らないのがスゴイ。
    代わりに3兄弟は皆イカす台詞と、いい場面が多かった感じですね。
    特に、満と久留実の会話、
    母親の秘密を知ってしまう涼、
    加奈子に別れを告げる勲が印象に残っています。
    次回からは、いよいよ第1のクライマックスみたいなので、
    とても楽しみです。

  12. 櫻井8号 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    くう様、さっそくのアップありがとうございます!!感謝、感謝です!!

    今季秀作が多い日本ドラマですが、やっぱりカラマーゾフが一番です!演出や俳優さんが素晴らしいのもそうですし、
    >このクラッシックな内容と調度にレッド・ツェッペリンと来たもんだ…。
    これを合わせて唸らせるって、なかなか出来そうもない。

    ホントにおっしゃる通りです!音楽は第1話から気になっていましたが、見事に場面場面に合っているので余計に気分が高揚します。もう、ピカイチですね!このドラマ!シリーズ化してほしい!

    あ~あ、言っちゃたよ、グレゴリー。
    まあ、見たんだからしかたないか・・
    ここまでは原作通りですが。

    今回は脚本家さんが違うのでしょうか?
    なんか全体的に男性的な激しさが抜け、
    大人し目のストーリーでしたね。
    弟二人の母親・詩織さんの秘密も暴露され・・・
    勲と涼も殺意を抱く動機はある的な流れ。
    これはオリジナルかな?

    満さん、やっぱり原作通り奔放な娼婦グルーシェンカ・クルミに行っちゃいましたね。私は淑女・カテリーナ加奈子をひそかに応援していたんですがね・・やっぱり純粋培養の深窓のお嬢様は満さんには重すぎるのかも・・・。幼いころから地獄を見てきたもの同士、暗い方へ暗い方へ引かれて行ってしまうのかも・・・。
    ここら辺の流れは斉藤さんの演技も相まって、非常に文学的な香りがしました^^
    加奈子に置いていった手紙、泣けました。斉藤さんは声も素敵なので、あの声で読まれるともう、胸キュンです!!!
    あのまま、加奈子とカーテンを買いに行っていたらよかったのに・・。
    しかし、加奈子もちょっと(いや、かなり)ずるい。勲の気持ちが分かっていながら・・・。
    悪魔父と片思いの相手に翻弄される市原イワン・・切れてましたね。(そりゃ、切れますわな・・)
    でも、好きなんですよね。そこまでしても満さんが。
    分かります!分かります!加奈子さん!
    なんかこのお嬢様、憎めませんね^^応援したいです!

    来週からはいよいよ事件当日の行動が・・・。
    あの恫喝刑事と兄弟との緊迫の演技が見られるかな~とひそかに期待です^^来週も楽しみです!
    とりとめのないコメント、すみません><;;

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