【Wの悲劇】第8話 最終回なのに簡単感想

あなたの足首にあるその和辻の紋章。
それは本当はあなたの方にだけ刻印されるもの。
和辻の血を引く者の証しとしてね。

でも淑枝さんは与兵衛には内緒で、もう1人の娘の方にも同じ紋章をこっそり入れていたの。
もし、いつの日か再会するような事があったら、間違いなくそれと解るようにって。

だから引き離されたその子の紋章は和辻家の証しというより、母子の絆の証しのために…
そういうつもりだったのかもしれないわ。

 

Wの悲劇 第8話

   wの悲劇

 

最終回だというのにチョー簡単感想で…

…というより簡単ツッコミで…… 
何なら、ツイッター実況そのまま掲載したいくらいだ。(それじゃ「梅ちゃん先生」記事と同じだ)

「打ち切りだ!」という噂もありましたが、初めから8話の企画だったみたいで。
テレ朝のこの枠は毎度回数が少ないですね。

 

楽しい「劇団和辻」も今日で終わり。寂しゅうございます。・泣

 

警察の方では、もう敏腕老刑事・中里が、犯人はさつき@摩子ではないと
当たりを付けています。

また、中里は、母・淑枝でもないと推理しているのでした。

 

実の娘に実の伯父を殺害させる冷酷非道な計画をこの女に仕組めるかなあ?
もう一枚…もう一枚裏があるような気がするんだがねえ。

 

その頃、家にいる摩子がさつきだと気付いた淑枝は摩子@さつきと会うために東京の
マスカレードを訪れ、「私はさつきだから帰れ」と言われます。

どうして…どうしてあたしだったの?
どうして?
どうしてあたしが捨てられたんだよ!?

それは…。

伯父様が…摩子の方をたまたま先に抱き上げたから…。

目に涙を溜めてそういう淑枝…。

 

どうして…自分の犯した罪の身代わりを実の娘にさせるなんて…
どうしてそんな事が出来るんですか!?
自首してください。

あなたがそうしなければさつきも摩子さんも復讐にとらわれて壊れてしまう。

なぜですか?
摩子さんを犠牲にしてまで本当に守りたいものって何なんですか?

さつきにずっと下働きさせて、売 春していたことすら放任していたのに、
いきなり「東京の母」面したママにまで詰られ、しおしおと和辻家に戻る淑枝。

 

保釈金でお家に帰ったさつき@摩子に、みねおばあ様が、淑枝が双子の妹をどんなに
辛い思いで手放したか、月影先生ばりの名演技で説明して下さいます。

さつき@摩子は、そこで初めて母の愛を感じ取ります。

東京から帰ってきた淑枝はさつき@摩子を抱きしめます。

 

ごめんなさい…!!
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい…。

こんなに…。
こんなに…遅くなってしまって…。

自分の事を本当は愛してくれていた母。
長い間の怒りが解けたさつき@摩子も淑枝の背中に手を回すのでした。

 

ここは、思わずウルっとしましたね~。・泣

もう、若村麻由美さんの慈悲深い、しかし罪深い母の演技が先週から光りまくってます。

 

あとは、もう~義父・道彦が暴走しまくり…

しかも、刑事よりも誰よりも、このオヤジが全部やったんだろーと、マスカレードのママが
一番最初に気付くと言う有りえなさすぎる展開…

出過ぎだろ、ママ。あんたは探偵か。 

「劇団和辻」に潜入し、摩子にさつきに淑枝に説教し、事件を推理し、小説に仕立て上げ、
梅ちゃん先生のこぶ平なみのお節介ナレーションをこなす…

最初から最後まで実はママが主役だというMamaが作った悲劇」なのでした。

 

まぁ、最終的には原作通り母親と娘の物語だったわけですが、追い詰められてからの道彦ターン。

 

完璧だった…。
完璧だったんだ!

遺産が淑枝1人のものになればあとは僕の自由になる!
あと少しだったのに…。

全ては…計画的だったという事…?

当たり前だろう!
あれほどまでに緻密な計画を瞬時に思いつくはずないだろうが!
一年近く考え抜いた計画だったんだよ。
なのに…。
双子の片割れなんかが現れたせいで!

 

1年も考えた計画にしてはボロだらけであり、さつきが現れなくても
計画は全く完全ではなかったと思われますが……

 

銃を持ってるわけでもない犯人を囲んでいながら、近づこうともしないで道彦の大演説に
聞き入ってる警察……ェ…… 

いいんすか。これ…

 

道彦が淑枝に刺されてしまったのは、それをボーゼンとノンキに見てた警察の
失態ですよね、ありゃ。

大演説の間、刺された弓坂がどうなったのか全く放置だし、
淑枝に刺された後の道彦もどうなったのか謎のままです。

ツイッター上でも

「そう言えば道彦って死んだの?」「さあ?」

みたいな冷たい会話がスルスルっと流されていくばかりなのでした……。 

 

で、さつきは

あたしにはとっておきのママがいるから。

と、マスカレードに帰り、摩子は

ここが私の家だから。

と和辻家に帰るという…。

 

弓坂の存在って一体何だったの?
たいして恋愛モードになるってわけでもなく…
刑事として大活躍するわけでもなく…

桐谷健太の無駄遣い!!

 

そして、恐ろしい事に、高橋一生に関しては最終回に姿かたちすら出てこね~~!!

 

そんな「Kの悲劇」「Tな悲劇」なドラマ…。

 

いちいち崖が出てきたり、変なところで挿入歌が響いたり、演出ぇ…と、たびたび思いつつ、

しかし、まぁ…ツッコめるという点では今期一番面白かったかも。 

 

劇団和辻の皆さま、お疲れ様でございました。

 

   。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


“さつき”について真相を探るため『マスカレード』を訪れた淑枝は、そこでさつきに
成り代わった摩子と再会する!
その頃、事件の捜査に行き詰まっていた中里警部らは、この事件にはさらに裏があるのでは
ないか、と推測。

少しずつ真実が見え始めてくる中、思いもよらなかった事実が明らかになる…!

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

 

平井堅さんの挿入歌に関する関連記事↓
【Woman”Wの悲劇”】「FNS歌謡祭 2011」薬師丸ひろ子×平井堅コラボブラボー!

 

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【キャスト】
和辻摩子 – 武井咲
倉沢さつき – 武井咲(二役)
弓坂圭一郎 – 桐谷健太

一条春生 – 松下由樹
立花綺羅々 – 福田沙紀
御堂沙耶香 – 剛力彩芽
レイラ – 森田彩華
クララ – 昆夏美

和辻与兵衛 – 寺田農
和辻みね – 野際陽子
和辻淑枝 – 若村麻由美
和辻道彦 – 中村俊介
和辻卓夫 – 武田航平
和辻繁 – 金田明夫
間崎鐘平 – 高橋一生
木村志乃 – 広岡由里子

中里 – 津川雅彦

 

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コメント

  1. くう より:

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    > 正体不明の異常人格者マスカレードママの
    > 説教日記みたいなものでしたよね~。

    ふふふ、まさにその表現!
    あの人のやってる事、言ってる事、お節介ナレーションの全てがこのドラマの全てでございました。
    いいのか、これで…とも、まぁいいんじゃない、このドラマだから、とも思えます。

    こんな内容でも一応、哀れで愚かな母の愛情は役者さんの熱演で充分伝わりました。
    若村さんは、ホントにすごい。

    > 本当は王女と愛しあっている新聞記者。
    > でも所詮は高根の花とあきらめるしかない。
    > 王女は王女で淡い初恋の思い出を胸に
    > 自分の世界に帰るしかない。
    > そういう話でございましょう。
    > せめて最後は見通しのいい街路樹のある道を
    > 去っていく弓坂刑事ぐらいで終えればいいのに・・・。

    ローマの休日…清々しいけれども寂しくて、見ている者をもどかしい気持ちで切なくさせる結末でしたね。
    薬師丸版「Wの悲劇」は原作とはまるで違うのに、ラストにはその切なさが用意されていたのが素晴らしかったんですよね。
    ドラマ版はそこに至りませんでした。
    弓坂さんにはお気の毒な役回りでありました。

  2. キッド より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ふふふ・・・お楽しみでしたなあ。
    マスカレードママのイニシャルはM。
    裏を返せばWですからな。
    正体不明の異常人格者マスカレードママの
    説教日記みたいなものでしたよね~。

    虐待されても虐待されても
    結局・・・記憶にもない母を求めるさつきの哀れさ
    ただただ流されままのおろかな淑枝のうつろさ
    最後はこの母子の絆ですべての膿を押し流していく・・・。
    そういう感じでしたね~。

    弓坂刑事に関しては本当は
    「ローマの休日」をやるべきなんですよね。

    本当は王女と愛しあっている新聞記者。
    でも所詮は高根の花とあきらめるしかない。
    王女は王女で淡い初恋の思い出を胸に
    自分の世界に帰るしかない。
    そういう話でございましょう。
    せめて最後は見通しのいい街路樹のある道を
    去っていく弓坂刑事ぐらいで終えればいいのに・・・。

    まあ・・・そういうドラマではなかったといえば
    それまででございますけれど~。

  3. Wの悲劇で時の河を渡る舟にもがきあがき届かない私をあなたが見つめる(武井咲)

    まぜたな・・・。 まぜました。 まあ、平井堅の歌がすべてとも言えるドラマだったからなあ・・・。 それにしても二時間ドラマを連続ドラマでやるとこうなります・・・という試行錯誤はかなり面白かった。 ある意味、「もう一度君に、プロポーズ」に準じるよな。 武井咲は?…

  4. Wの悲劇【第8回】テレ朝木9

    双子死す真犯人の正体と暴走!!新たな殺人 

    「なんかの本で読んだことあるんですがね…。弓坂警部は、数学は得意ですか??未知数が、X Y Zの3つで足りなかった場合、4番目にはWを用いるんだそうです。今度の事件、最初のXは強盗犯の犯行、2番目のYは和辻摩子の犯行、3…

  5. くう より:

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    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    > これだけ観てると、松下さんの2時間ドラマって感じですね?(笑)
    > 「銀座のママさん事件簿」って思えば全然Okなんじゃ・・・。( ̄∀ ̄*)イヒッ

    あーー、まさにそれっ!
    今までも充分2時間サスペンスか大映ドラマかって感じだったけど、最終回の
    2時間ドラマ感は特に凄かったww

    でも、面白かったですよ。ツッコミ倒してしまい、真剣に見てた方(…いれば)には
    とても申し訳なく……w

  6. NelsonTouchBlog より:

    都市伝説の女最終回&Wの悲劇最終回感想

    ■都市伝説の女最終回
    都市伝説が題材で長澤まさみが主演だし、見てみるか?と。で、結局、全部見た(笑)なんか魅力あるドラマだったです。部分部分はギャクだけど、事件解明はむしろ真面目だったという。。都市伝説を解明するために刑事になった長澤は、ファッションも…

  7. Wの悲劇 第8話(最終話)

    最終幕「双子死す真犯人の正体と暴走!!新たな殺人」2012.06.14放送  「お母様が受け取ることになる遺産、いずれはすべてわたしにください」  そう言って冷たく笑った“摩子”(武井咲)の表情を見た淑枝(若村麻由美)は、今目の前にいるのは摩子ではなく、幼い頃に…

  8. みのむし より:

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    これだけ観てると、松下さんの2時間ドラマって感じですね?(笑)
    「銀座のママさん事件簿」って思えば全然Okなんじゃ・・・。( ̄∀ ̄*)イヒッ

  9. Wの悲劇 第8話(最終回)

    『双子死す真犯人の正体と暴走!!新たな殺人』

    内容
    和辻家の面々が行った偽装工作により、
    淑枝(若村麻由美)以外の面々は、相続権を失ってしまう。
    中里警部(津川雅彦)は、何かがあると考えるが。。。。

    そのころ、“摩子”さつき(武井咲)の言葉
    「受け取ること…

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