【流れ星】第10話 最終回あらすじと統括感想

記者の人?

・・・そうですよ。

 

マリアが目覚め、修一は首にかけていた手を止めて病室を出て行こうとしていた。

 

どんな気持ちですか?
お兄さんが契約結婚した人をドナーにするなんて。

契約結婚ではありません。兄が騙したんです。

 

酷いことですよね。
どうして、そんなに誇らしげに?

 

お兄ちゃんが私のためにしてくれたことだから

ドラマ『流れ星』感想

 

マリアと話した後、修一は屋上に上った。

梨沙に電話する。が、梨沙は出なかった。

梨沙は健吾の電話の後、神谷によって病院に運ばれていた。

 

神谷が帰った後、黙って病院を出る梨沙。
留守電に気づき、再生してみると、修一の声が入っていた。

 

前に頼むから死んでくれって言ったよな。
お兄ちゃんが梨沙のために出来ることって、そのくらいだから。

お前が居ないと生きられないからさ。
だから、じゃあな。

 

1年後

 

梨沙はアクアショップで働きながら、修一が入院する病院へ通っていた。

あの時、修一は屋上から飛び降り、病院でリハビリをしている所だった。

 

マリアは退院して、再び高校生活を送っている。
健吾は出所して運送会社で働いていた。

 

ある日、神谷が梨沙が働く店を探し当てて来た。

マリアの彫刻が入選したので見に行ってくれないか、と言う。

 

梨沙は、1人で展覧会に行き、健吾やマリアを見つけた。

しかし、声はかけなかった。

遠くから、懐かしい人たちを見守る。

 

閉館してから、こっそりとマリアの作品を見た。

神谷もやってきた。

神谷は北海道の大学病院に誘われ、行くことにした、と話す。

 

やっぱりまた移植に関わりたくて。
新しい土地で頑張ってみようかなって。

どこか環境をガラッと変えて、やり直すのも悪くないかなって。

梨沙さんは、どうですか?

 

あたしは寒いのは苦手だから。

 

そうじゃなくて。
環境を変えてやり直してみませんか。

 

病院へ戻ると修一がいつものように「迷惑かけてごめんな」と言う。

そして、梨沙がバッグを置いて病室を出た間に、修一は消えた。
預金通帳と一緒に。

 

クソ兄貴が居なくなった。
貯金も全部持っていかれた。

時々さ、全部夢だったんじゃないかって思うんだよね。

あいつに出会ったのも、あの家で暮らしたのも、手術したのも全部。

 

神谷は答える。

 

夢なんかじゃないですよ。
あの家も、あの人も。

 

ふたご座流星群が流れる日。

 

梨沙は灯台へ向かった。

大好きなクラゲの水槽がそこにあった。

水槽の向こうに、ずっと会いたかった人が居た。

 

何で来たんだ?店。

健吾は梨沙が辞めてからアクアショップに訪ねてきていた。

これ、返そうと思って。

 

健吾は梨沙の通帳を持っていた。

修一は通帳を持って逃げたのではなかった。

驚く梨沙。

 

久しぶりに会った2人は話す事もできず、照れ隠しの話題を繰り返す。

 

あんたんちのクラゲ元気?

ん?もう居ないよ。
水族館に全部引っ越した。

それじゃ、きっと寂しがってるだろうね。

 

健吾は笑う。

クラゲには脳がないからね。
寂しいとか悲しいとか、そういう感情は・・・

それ前に聞いたよ。

 

梨沙。
一緒に帰ろう。

 

・・・それも前に聞いた。

帰ろう。

 

・・・うん

  。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

長い間、縛り付けられていた兄と言う鎖から解き放たれて、やっと健吾の元に戻れた梨沙。

健吾は、梨沙が放たれるのを待っていたんですね。

 

何回もすれ違って、お互いに会いたいのに素直に連絡できなくて。

それは、もう相手が自分を忘れているかも知れないと言う恐れもあってのことだったのかな。

 

展覧会の会場で、駅で、なかなか会えなくて。。。
やっと会えたのに、通帳の話ばかりで。。。

 

だからこそ、梨沙の涙をこらえた

「うん」

で、泣けた。

 

ずっと会いたかった人なんだもの。夢じゃないんだもの。

 

短いハッピーエンドだったけど、私はダラダラと引き延ばすよりもこれで良かったと思う。

青いクラゲが浮かぶ水槽の向こうのキスシーンや、2人の笑顔がとても綺麗だった。
 流れ星 最終回 水槽

 

総括ですが、こんなにボーーーっとのめり込んだラブストーリーは久々でした。

脚本が納得できる美しさで、現実離れしすぎる事もなく、
でも、現実には無いロマンや闇も見せてくれて。。。

 

何よりも、主演の竹野内豊と上戸彩が、本当にさり気なく、 互いを思いやる雰囲気に溢れていて。

2人とも良い意味で変な色気を出さない演技をしてくれたので、 どっちにも感情移入できるんですよね。

妹役の北乃きいちゃんも、命と向き合う役、すごく良かった。

 

丁寧な演出と脚本と役者さんたちのコラボで、久々に見れる月9になりました。

やれば出来るんじゃん・・・

 

これと「Q10」は、セリフもシーンも結構拾ったので、毎回レビューにちょ~時間が掛かって大変だった~

 

でも、この2本は本当に出会えて良かったドラマでした

 

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キャスト

岡田 健吾 – 竹野内豊
槇原 梨沙 – 上戸彩
神谷 凌 – 松田翔太
岡田 マリア – 北乃きい
原 修一 – 稲垣吾郎

安田 瑞希 – 川口春奈
沢村 涼太 – 桐山照史
川本 千鶴 – ちすん
中島 留美 – 北川弘美
柏原 裕也 – 中川真吾

川本 順二 – 杉本哲太
相澤 美奈子 – 板谷由夏

岡田 和子 – 原田美枝子

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※この記事は、2011年に楽天ブログからお引越ししてきた過去記事です。
 コメントは引っ越せましたが、トラバは引っ越せませんでした。ご了承ください。


コメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
    クラゲがいい感じで最初から最後まで使われていましたね(^^)

    クラゲの水槽越しに出会うシーン、洒落てて素敵でした♪

    ドラマの締めくくりとしては、ちょっと物足りなかったけど、でも綺麗なラストシーンだったので、良かったです♪(^^)

  2. まこ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >2人とも良い意味で変な色気を出さない演技

    結局ラブシーンと言えるシーンはラストの抱擁程度だったにも

    かかわらず、ほとんど触れる事さえなかった二人だけど

    互いを思いやる雰囲気にキュンキュンさせられたよ~♪

    竹さまのお相手に彩ちゃんは、ちょっと若過ぎてあわないのではと

    思ってたのに何の何の!

    てか、この二人にこんなに感情移入出来たのも

    今思えば修一がめっちゃ嫌な奴だったせい?

    だけど、いくらドラマ内の出来事、そして演技とは言え、

    当分、吾郎ちゃん見るたびにムキーッ!ってなりそう(笑)

  3. なぎさ美緒 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    同感です~!!

    私も変に引き伸ばししないで、見せてくれたこのドラマにはこの最後でよかったんじゃないかなぁと思いました。

    主演のふたりの表情だとか、芝居でしっかりその心情は伝わりましたし、お互いを思いやる切なさとかすごく共感できましたし。

    重いテーマなのに、そう見せないすごく応援したくなる恋でした。

    本当やれば出来るじゃん(笑)

    まぁ最後まで兄は理解できませんでしたが・・・(^^;)

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